SEOなんて、もうやめろ!SEO対策を卒業する方法

SEOなんて、もうやめろ!SEO対策を卒業する方法

SEOやSNSなんて、もうやめろ!

今から、ネットがめんどくさい経営者、忙しい経営者が、狂喜乱舞する(かもしれない)ことを言います。

「SEOなんて、もうやらなくてよくなりました」

 ついでに、

「SNSも、ブログもやめてもいいですよ」

と、ややリップサービスしておきます。

わざと過激なタイトルで読者の気を引いて、中身を読んだらトーンダウンする、というパターンを想像されたみなさん。今回は、その期待を裏切り、本当に真顔で「SEOを卒業しましょう!」と叫んでみたいと思います。

さて、ネットをやり出すと、ブログがどう、SNSがどう、とか、なんか、忙しすぎませんか。効果があれば、まだ、いいんですけどね。みんながやっているから、やらないとライバルに負ける、という強迫観念でやっている人が多いようです。

もちろん、中には、心の底から楽しんでいる人もいることは否定しません。それなりに、社会的にも役割を果たしていることも否定しません。ちなみに、私は、ツイッターやFacebookは、ちょっとやろうとして、自分には合わないな、と思って、最小限のお知らせを発信する程度にしています。なので、負担感もゼロ、どちらかというと、発信しての反応がちょっと楽しみ、くらいです。SNSなど、好きな人はやればいいと思います。

業種によっては、SNSへの書き込みを従業員の仕事にして、それによって集客に成功している企業もありますが、やはり「集客できない不安の消し方」でも書いたように、ずっとやるのはしんどいです。それに、いつまでも効果が期待できるとは限らないですし。

ちょっと、極論とも取れる、乱暴な話題の提起をしましたが、まあ、本音です。オウンドメディアだって、強迫観念にかられてやっていると、苦痛でしかなくなりますし、それなら、やめてもいいと思います。

結局は、こういう基準になると思います。あなたは、このポジショニング・マップのどこにいますか。

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SEO対策をやめて、本当に大丈夫なのか

ここで、「じゃあ、他社がやっているのに、当社がSEO対策をやめて、本当に大丈夫なんですか」という質問が飛んでくると思いますが、当然、答えは「大丈夫」です。

ただし、「ガイドラインは守ってくださいね」ということだけ、忠告させてください。

Google社が「当社の検索エンジンのアルゴリズムがまだまだ発展途上なので、みなさんも、優れたサイトを上位表示させるために、手伝ってくださいね!」と、珍しく歩み寄ってきているのです。あの生意気そうなGoogleが、頭を下げて(いないとは思いますが)、お願いしてきているのです。こうなったら、お世話になっているGoogle社に正面から協力してあげようではありませんか。

「ガイドラインくらい知ってるよ。何を今さら!」

というSEOのプロの人も、念のため読んでみてください。

Googleの「ガイドライン」を遵守する

 Google社が提供する「Search Console ヘルプ」の中に、次のようなコンテンツがあります。

平たく言うと、そこには、(ガイドライン通りに)こんなことをしてくれたらGoogleは助かります、こんなことをやってはいけません(やっている人がいたら、報告してください)、といった内容が書かれてあります。

さらに、「ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン)」の中には、「一般的なガイドライン」として、次の3つの項目が紹介されています。

  • Google がページを検出できるよう手助けする
  • Google がページを理解できるよう手助けする
  • 訪問者がページを利用しやすいよう手助けする

SEOなんて、もうやめろ!SEO対策を卒業する方法つまり、Googleを助けてあげないといけないのです。

Google社の目標は、「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。」と、サイトにはっきりと書かれています。言い換えると、「検索体験が、Googleユーザーにとって、よりすばらしいものになること」を目指しています。より多くのユーザーを獲得するために、「Googleって、役立つよね」と言われたいわけですから。それが結果として、Googleの企業価値を高めるのです。

検索体験をよりすばらしいものにするためには、次の2つが考えられます。

1.ユーザーに「期待通りの」検索結果を提供する

知りたかった情報があり、知りたいことが確実にわかるのがいいですね。その点で有効なのは、次のようなコンテンツです。

例)1.問題解決力があるサイト、コンテンツ
  2.情報の正しさ、新しさが担保されているサイト、コンテンツ
  3.信頼性(オーサーランク、ドメインパワー)があるサイト、コンテンツ

2.ユーザーに「期待を越える」検索結果を提供する

いい意味で期待を裏切るサイトやページが表示されるとユーザーは喜ぶ、ということです。たとえば、次のようなコンテンツだと、期待を上回ることができます。

例)1.問題解決へのユニークなアプローチが示されているサイト、コンテンツ
  2.独自の新たな視点・選択肢が示されているサイト、コンテンツ

3.ユーザーが情報にたどり着く手間や時間を短縮したい

すぐに情報にたどり着けなければ、イライラして、ユーザーがGoogleから離れていきます。そういう意味では、まとめサイトやWikiペディアなどの順位が上位に来るのは自然なことなのですね。たとえば、こんなサイトが重宝がられます。

例)1.問題を1ページ(ワンクリック)で解決できるほど充実のページ、コンテンツ
  2.発リンクの豊富さ、適度なハブ機能を持つサイト、コンテンツ
  3.表示スピード(サーバーの性能、スマホ適合)が優れたサイト、コンテンツ
    ※またGoogleに戻ってくるのはユーザーもGoogleも嫌なのです(想像ですが)

そのGoogle社の思惑に乗っかって、Googleの味方になればいいのです。

Google視点になりましょう。そうすれば、Googleが大切にしている、何かあたらしいものが見えてきますよ、ということです。

逆に、ガイドラインに反するようなことをしていたら、Googleから無視されるか、ペナルティーを与えられるわけですね。

まとめると、SEOを「ホームページやオウンドメディアをガイドラインに沿ったものにすること」と再定義したらいいだけの話です。本来の定義に戻すだけなのですが。

そもそも、SEOの語義が「検索エンジン最適化」ですから、検索エンジンのガイドラインに最適化するだけのことなのです。それよりも、ユーザーの考え方などにもっと「最適化」していくべきです。

そして、それが「SEOを卒業する方法」につながります。

今のSEO業者に存在意義はあるのか

SEO業者の存在意義は、もはやほとんどない、とは言い切れません。中には、「ユーザーに役立つように」「ユーザーが情報を発見しやすいように」情報を整理したり、せっせと、上記のガイドラインに合うように、サイトを構築、修正したりしてくれるSEO業者もあるからです。それだけがまともなSEO業者として残るでしょう。

であれば、自社をSEO業者と定義するのはもったいないと思いますが、たとえば、IA(インフォメーション・アーキテクト)のような情報設計屋さん、情報整理業、などと言っても、だれもピンときません。そのため、仕方なく、SEO対策として業務を請け負っているようです。

個人的には、情報を然るべき順に整理して、ユーザーにとって見つけやすくするだけで、検索順位が上がる、という事実(多くの成功事例から導かれた法則のようなもの)がありますので、そういう順番に情報を並べ替えたり、必要な情報を足したりするような仕事が、今後のSEO対策業者の仕事の中心になると思います。

AI(人工知能)時代に、SEO対策はどうなるか

当社でも、「文章生成ロボット」プログラムを開発していますので、ある程度の情報さえ与えてあげれば(この情報の部分が大切なのですが)、ちゃんと意味が通る、わかりやすい文章を、ほぼ完成状態で、いくらでも作文できるようになるでしょう。しかも、内容に独自性がある、役立つものに仕上げていますから、完成したら、文章作成がずいぶんと楽になります。

ちなみに、Googleは、「品質に関するガイドライン」内で、文章を自動的に作るような、「自動的に生成されたコンテンツ」を「使用しないようにします」、つまり、使用するな、と言っています。ただし、注釈の中で、それがユーザーの役に立たないもの、他からのコピーや組み合わせ、類義語の言い換えに過ぎないものである、という条件を付けています。

つまり、Googleに評価されて、SEO的なペナルティーを食らわずに、大量のコンテンツをAIによって、ほとんど自動的に作ることは、あり(有効)ということです。

今の時代になって、どこかにある文章を持ってきたような、独自性のないコピーコンテンツのようなものを大量に作っても、文字数のインフレーション、記事数のインフレーションが起きるだけです。ますます、情報の価値が減っていきます。

多くの誤情報を流していたキュレーションサイトが問題になったように、くだらない情報であふれた世界は、どんなユーザーも求めてはいません。だれ一人として歓迎していない世界を作っていくことに労力を使うのはもったいないと思います。

そもそも、シンプルに、「他人の作った物を、勝手に自分の金儲けに使ったらあかんぜよ」ということなのですが。

ちなみに、AI(人工知能)を活用したSEO対策は、文章作成ではなくて、もっと別の使い方をされていますが、この記事では、これ以上詳しく触れません。

記事の独自性ばかりを重視しない

そのうち、きっとGoogleも、中身に独自性があるかどうか、アルゴリズムで見抜くようになりますが、大切なのは、独自性があるかどうか、ではなく、そこにその記事があることで、そのサイトを訪問したユーザーの参考になるかどうか、という基準です。「そのオウンドメディアにその記事がある理由」「そのホームページにその記事がある理由」があるかどうか、なのです。

独自性があっても、そのサイトに関係がなく、そこを訪問するユーザーの役に立たなければ、情報に価値はありません。自社のオウンドメディアの存在意義を考えて、ユーザーのメリットも併せて考えた末に、

 「こんな記事が必要だね」
 「こんな記事があったら、うちのお客さん、喜んでくれるよね」
 「結局、だれがその情報を言うか、だよね」
 「自分たちが言わなければ、だれが言う」

というような発想で生まれた記事が、しかも、それがコピペではなく、ちゃんとだれかが(たとえ、それがAIやロボットでも)書くなら、結果として、「しかるべき人から発信された、(最低限の)独自性があって、役立つ記事(コンテンツ)」というものが誕生するはずです。決まり文句のように繰り返している「商品への愛、お客様への愛」があれば、そういうものが生まれます。「ユーザー発想不在の独自性」は不要です。

従来からの乱暴なSEO対策に、愛はないような気がします。

キーワードを気にするのを捨てる

SEOなんて、もうやめろ!SEO対策を卒業する方法「サーチコンソール」などを眺めて、「このキーワードでの流入が多いですね」「記事中にこういうキーワードを増やしましょう」「h1タグには、このキーワードを」などと、やるのは、正直めんどくさくないですか。私は、性に合いません。なので、そういう細かいことが必要なときだけに限って、それが大好きな人に任せています。

キーワードに関して言うと、検索数が多いキーワードを狙いに行く、という発想がベースになっています。なので、検索数が多いワードは上位争いが熾烈になりますし、「北海道 温泉」など、複合キーワードというもので上位を狙うのが本筋とされていますが、それもどうかと思います。

そこを気にすると言うことは、それを競合サイトも明確に把握しているわけで、そのうち、また逆転されてしまう可能性があります。集客に効果的なキーワードほど、そのようになります。

かといって、ニッチな、マイナーなキーワードでは、たしかにほとんどアクセスは期待できません。ニッチなキーワードほどコンバージョンレートが高くなる、という主張もありますが、それも眉唾です。どこまで信じていいやら。

日本中に「キーワード探し疲れ」に陥る人が大量発生しています。優秀な若手頭脳が、そういうことに忙殺されるのもどうかと思います。

私は、キーワードを気にするのを捨てるようにアドバイスするときがあります。やり方によっては、きちんと検索数を確保できるキーワードは自分で作れますし、そもそも、それよりももっと近道があるのに、通らないのはもったいないと思うのです。

競合企業のサイトを見なくてもいい

競合企業との争いは避けて通れないものと考えがちですが、そもそもその考え方自体が、どうかと疑ってみる価値があります。特定キーワードにおける検索エンジンの上位枠は有限ですから、競合が1位であれば、自社は2位以下に甘んじるしかなくなります。この性質が、より私たちをSEO重視の考え方に縛り付けるわけです。

特にこれを執筆している2017年5月31日時点では、まだまだ検索結果の上位は、従来のSEO対策をやってきた人たちで占められている、という現状があります。リアルに「ヘルスケア大学問題」が注目されてきていますが、そういう手法が「まだまだ効果があるから、やめられない」ということになってしまっています。でも、ここ1~2か月で、また、状況は変わるでしょう。Googleなめたらだめよ、ということです。

ですから、競合サイトが、SEOしないSEO、つまり、ちゃんとしたコンテンツづくりに時間をかけていないのなら、というか、そもそも競合などあまり意識せず、参考程度にしながら、独自路線の、王道を突っ走ってください。次のメインストリートは、がら空きですので、今のうちにどうぞ。そのメインストリートを通る時も、脇見運転禁止です。競合ばかり見るのではなく、自分のゴール(お客様や社員の幸せ)を見つめましょうね。

では、どんな記事コンテンツを書くべきか

では、どんな記事コンテンツを書いていくべきでしょうか。

たとえば、「だれか一人の人生を変えるために、5時間、真剣に時間をかけて、1本の記事を書いてみる」ということをお勧めします。Googleで評価されるとか、キーワードがどうだから、検索されやすいから、とか、そういうのは気にせずに、魂を込めた文章を、下手でも書いてください。

ただし、世間様に公開するわけですから、内容に間違いがあったり、主観なのに客観的事実に見せかけたような、論理性に欠けるようなものはNGです。その点、第三者に、推敲してもらったり、校正をお願いしたりして、記事に「一定の冷静さ」を与えてください。

きっと、前述の「しかるべき人から発信された、(最低限の)独自性があって、役立つ記事(コンテンツ)」が出来上がるでしょう。

私自身、当サイトには、「捨て記事」、いわゆる埋め草(数あわせ)のような記事は、一つも書いていないつもりです。更新頻度もまちまちですが、大量にネタをストックしているため、どうやら、ネタが尽きることもないと思います。

みなさんも、当サイトを参考にして、ネタ不足の不安や恐怖から、とっとと解放されてくださいね。使える物は上手く使って、自分や家族のための時間を大切にしてください。そして、どうせならSNSで「仕事終わったから、ビール飲んでます」と、平日14時につぶやいてみてください(たぶん、心配されますが)。

SEOという言葉はなくなります、きっと

SEOという言葉自体が、10年後には、なくなっていると思います。「SEO!?あー、昔大騒ぎしてたよね。専門の業者まであったりして。なつかしー」と、10年後のあなたが、飲めば飲むほど緩やかに血糖値が下がる酒を飲みながら、自動翻訳機で、母国語しか話せない海外の友人と話しているかもしれません。

つまりは、Google社のガイドラインを遵守しているかどうか、していなければ警告が出る仕組みなどが充実して、自動的に、SEOがちゃんと出来るようになっているので、そのガイドに違反のしようもなくなり、まさしくコンテンツだけで勝負しているのです。そんな時代には、もしかしたら、今の形の検索エンジンとしてのGoogle社が消えているかもしれないですが。

さらにその先は、コンテンツ自体も、瞬時に人類共通の財産になり、格差を生む最大の原因である「情報格差」がほとんどなくなり、人類はその先に向かうでしょう。その時代が、今よりも、みんなが生きやすく、平和であることは、私なりに、なんとなくイメージできているのですが。

以上、オウンドメディア制作しているだけの、ただのオッサンのつぶやきでした。

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