無料のオウンドメディア制作サービスを使うメリット、デメリット

無料のオウンドメディア制作サービスを使うメリット、デメリット

まともなオウンドメディアを制作できる企業に依頼すると、制作料金はどうしてもそれなりにかかります。

でも、世の中には、ありがたいことに、無料のオウンドメディア制作サービス(CMS)がいくつもあります。

「わざわざ高額な料金を払ってまでオウンドメディアなど作らなくていいのでは?」

こんな疑問も時々耳にします。もちろん、それでうまくいっているなら、いいのかもしれません。ただ、それによって、本来まともなオウンドメディアを作っていたら得られていたであろう、莫大な利益をみすみす逃すことにならないことを祈りつつ、「どんなときなら、料金がかかるオウンドメディア制作会社に依頼しなくてもいいか」について、解説します。

自社でオウンドメディアを作るかどうか、迷ったときに指針となれば幸いです。

オウンドメディア制作会社に依頼する必要性が低いとき

1.自分で文章コンテンツを作れる場合

オウンドメディアとはコンテンツ(文章や画像)を載せるひとつの場所にすぎず、そのオウンドメディアがユーザーにどのような価値をもたらすか、ひいては、自社の利益にどのように結びつくかを決める要因は「コンテンツ次第」とも言えます。

ですから、ユーザーの気持ちを捉えて放さないような秀逸なコンテンツを自分で作れるような人は、デザインなどは後ほど紹介する「無料ホームページ作成サービス」など、簡易的なものを使って、自作すればいいでしょう。

2.自分で高度なデザイン制作ができてしまえる場合

珍しいケースですが、記事の執筆からグラフィックデザインまで、自分で何でもやってしまえる人は、自分でオウンドメディアを制作をすることにチャレンジしてみるのもいいでしょう。たとえば、もし、テキスト(文章)コンテンツだけが苦手なら、そういった記事のライティング業務だけを外注してしまうのも有力な方法です。

ただし、デザイン面を自分でやるとなれば、ユーザーが使いやすく、かつ、成果に結びつくサイト全体の設計やコーディングなど、サイト制作全般のほかに、最新技術への対応、SEO事情の勉強など、想像以上に時間や神経を使うはずです。もし経営者であれば、かけるべきことに時間をかけないことは戦略的行動とは言えませんので、本末転倒とならないように注意が必要です。

3.とりあえずオウンドメディアがあればいい場合

オウンドメディアに期待する目的レベルが浅く、役割、戦略的位置づけが特になく、「とりあえずオウンドメディアがないと格好がつかないから」「どうしても掲載したいコンテンツが5つだけある」「SEO効果は期待していない」という目的の場合、コストをかける価値や必要性はありません。

そのような場合は「無料ホームページ制作サービス」を利用するなどして、手作りでオウンドメディアを作ってみることをお勧めします。コピー(文章)を作ったり、画像の加工などを自分でできる人にとっては簡単です。ブログに入力するような感覚でそこそこ見栄えのするオウンドメディアができあがります。

参考までに「無料オウンドメディア(ホームページ)制作サービス」をいくつか紹介します。また、無料のオウンドメディア(ホームページ)制作サービスのデメリットについても解説しましたので、参考にしてみてください
 

おもな無料ホームページ作成サービス

 
アメーバ オウンド
https://www.amebaownd.com/
「アメブロ」のサイバーエージェントが運営。あっという間に作れます。

JIMDO(株式会社KDDI ウェブコミュニケーションズが運営)
http://jp.jimdo.com/
国内の大手企業系列の運営なので安心感があります。

ペライチ(株式会社ホットスタートアップが運営)
https://peraichi.com/
ベンチャー企業による運営ですが、使いやすさなどのレベルは高い。
制作事例などを見ていると興味を引かれます。

WIX(海外法人wix.comが運営)
http://ja.wix.com/
イスラエルのテルアビブが本社の世界的サービス。デザインがおしゃれ。

Googleホームページ(Google inc.が運営)
https://www.google.com/sites/help/intl/ja/overview.html
グーグルらしさ。連携機能(Google Apps)の豊富さが特徴。

※ほかにもたくさんありますので、「オウンドメディア 無料 CMS」「無料ホームページ」などで検索してください

無料のオウンドメディア(ホームページ)制作サービスのデメリット

 

1.少しは知識が必要
自分で自由に作れるとは言え、少しは知識が必要です。文章の作成や画像の加工などができることが前提です。

2.自由度が少ない
多くのサービスではレイアウトが複数用意されていますが、完全に自由とは行かず、やはり、制限があります。少し使いこなせるようになってくると、物足りなくなることも多いでしょう。また、どうしても「どこか手抜きに見える」「どこかシンプルすぎる気がする」という印象をユーザー(サイトの訪問者)に与えてしまうようです。そんなときのために、より自由度が高くて機能が豊富な「有料版」も用意されていることが多いので、検討してみる価値はあります。

3.他社の広告が表示される
無料ホームページ作成サービスの提供には、膨大なコストがかかります。そのコストをまかなうために、他社の広告が表示される場合がほとんどです。
「あえて自社のオウンドメディアに有名企業の宣伝バナーを貼ることで、信頼感を演出するんだ」と言っていた経営者さんがいましたが、あまり賛成できません。

4.独自ドメインが使えない
独自ドメインとは、たとえば「Yahoo!japan 天気・災害(http://weather.yahoo.co.jp/weather/)」の「yahoo.co.jp」の部分のことですが、無料ホームページ作成サービスでは、そのドメインが自由に設定できません。たいていは、「○○○.jimdo.com 」というようなURLになります。※「○○○」の部分は「サブドメイン」といいます。
独自ドメインが使えないと、あなたの顧客に「本格的な感じではない」という印象を与えかねません。ただし、一部、独自ドメインを「有料オプション」として使えるサービスもあります。

5.放置してしまう
やはり無料で手に入れた物を本気で活用しようとする人は少ないようです。ネット上には無料ホームページ作成サービスで作った無数の未完成サイトがあふれています。「無料だからとりあえずやってみよう」ということになりがちなのです。
ちなみに、オウンドメディアをあえて放置するときは、こちらの記事を参考にしてください

参考記事これで信頼を失わない!オウンドメディアの更新をサボったり放置したりする方法

6.急にサービスが終了するかもしれない
現実的には起こる確率はかなり低いように思えますが、急にサービスが停止されたり、会社がなくなったりするかもしれません。無料ならではのリスクだと言えます。「なんとなく不安が残る」ようなことに対しては、人はなかなか本気になれないと思います。頻繁にデータのバックアップを取っておくなど、リスク管理をしっかりとしなければなりません。

結局、プロに依頼すべきなのか

たとえば、プロの技とは、どういうものでしょうか。オウンドメディアの主要なコンテンツである記事づくりひとつとっても、プロと素人では、質が変わってきます。

文章作成(コピーライティング)は科学です。そこには、ひらめきというより、ユーザー理解(伝えるべきユーザー価値、ユーザー体験を知ること)をベースとした明確な手法や法則が存在します。

一例として、「背が高くなることをウリにした整体院」のキャッチコピーを、「背が伸びます!」から、「あと3cmで170cmに届くのに!」に変えてみてはどうなるでしょう。

さらに合わせ技で、「もし背が伸ばせなかったときのプレッシャーときたら……」という企業側の担当者の本音を吐露するというような記事を作ってみたり。

オウンドメディアに掲載するコンテンツを磨き込む能力を持っていなければ、月並みの、どこにでもあるようなオウンドメディアがひとつ生まれるだけの結果になることでしょう。

ちなみに、宣伝ですが、弊社の場合、ミニマムで50万円から。方向性などの最低限のアドバイス付きのセルフコースで10万円というサービス、記事の執筆のみ1本あたり3万円(初回ヒアリング別途5万円)というサービスもご用意しています。

参考サービス
オウンドメディア制作サービス
オウンドメディアセルフパッケージ
オウンドメディア用記事 執筆代行サービス

結論としては、予算があるのであれば、100%任せっきりにしない程度に、できるだけプロを使うことを検討するべきです。それは、その分の空いた時間を、本来自分たちしかできないこと、つまり商品を開発したり、お客様に提供できる価値の最大化するために使えるからなのです。

参考記事オウンドメディアの制作を依頼する側の責任

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