オウンドメディアの目標設定法・9つの効果測定指標(KGI、KPI)

オウンドメディアの目標設定法・9つの効果測定指標(KGI、KPI)

初期のオウンドメディアの目標設定はシンプルに!

クライアントには、初期のオウンドメディアの目標設定はシンプルな方がいい、とお伝えしています。なぜなら、細かい目標設定に意味はなく、やるだけしんどいからです。細かい数字を見て効果測定したところで、対策する時間が取れないというのが現状ではないでしょう。

それよりも、お客様の方を見て、新しい記事の切り口を考えた方がいいです。

ただし、あくまでも「初期の」と書いているように、もし、オウンドメディアが成長してきて、アクセス数が伸びて、専門の人員を配置できるようになれば、細かい数字やキーワードのチェックもしていくようにしましょう。それから、データ分析のために、外部のプロを活用することもできます。また、オウンドメディア用の効果測定ツールが安価で存在しますので、それらの使用もお勧めします。

目標設定、効果測定指標(KGI、KPI)が立派なものであっても、活用できなければ、むしろ害になります。

オウンドメディアの目標設定法・効果測定法

具体的には、次の9つの項目に沿って、目標設定してください。

1.記事数

記事数はいくつに増えたか、という指標です。単純に記事が多い方が、マイナーなキーワードの検索結果にも表示されやすくなりますし、効果が出やすいです。ただし、クオリティーが低い、どこにでもあるような記事ばかりしかないオウンドメディアは、効果が薄くなります。

記事を増やすには、オウンドメディアの記事を内容と形式でそれぞれ分類した、下記の記事が参考になります。

参考記事
オウンドメディアを内容別に13パターンに分類しました
オウンドメディアの記事の形式を11パターンに分類しました

2.検索順位

狙っていた検索キーワードでの順位はどこまで上がってきたか、という指標ですGoogleが提供している「Search Console(サーチコンソール)」などを使って、キーワードでの表示順位をチェックします。上位に上がり出すと、これが楽しくて仕方がなくなります。「おお、今日も1位だ!」「あ~、2位に上がった!」というように。当然、注文や問い合わせなど、目に見える効果も出てきますので、会社としても盛り上がっていきます。

3.リンク元の数(被リンク数)

いくつのサイトからリンクしてもらっているか、「Search Console(サーチコンソール)」の「リンク元」などから調べます。ただ単に、リンクされている数が多くても、自社のオウンドメディアと関連した分野のサイトからのリンクでなかったり、あまり重要でないサイト(立ち上げたばかりの個人のブログなど)からのリンクであれば、SEO的な効果は少ないですが、ポイントは「実際にクリックして、ユーザーがサイトにたどり着いているような、生きたリンクかどうか」です。

4.アクセス数

アクセスがどれくらい増えているか、数えます。一人の人が、オウンドメディア内のいろんなページを行ったり来たりしてくれていると、ページビュー数(閲覧数)も増えていきます。人気サイトの証拠ですね。

5.アクセス人数(UU)

重複しない(ユニークな)アクセス人数は何人か、という指標です。同じ人が1日に10回アクセスしてくれた場合、アクセス数は「10」になりますが、ユニークユーザー数(UU)は、「1」となります。

6.サイト全体のコンバージョンレート(CVR)

アクセスしてきた人のうち、何%の人が、問い合わせなどのアクションをしてくれているか、を測定します。通常は、このように計算します。

問い合わせした人 ÷ サイトのアクセス人数(UU) =コンバージョンレート(転換率)

これを高める方法はたくさんありますが、ランディングページと呼ばれるような、縦長の説得用ページを作ると効果が出やすいです。

参考記事ランディングページ(LP)制作のテンプレートと掲載すべき38の情報

7.購入金額・問い合わせ件数

オウンドメディアの成果として、どれくらいの売上げ金額や新規顧客数、問い合わせを得られたか、という指標です。ここで問題となるのは、直接的にオウンドメディアが貢献した成果を純粋に知ることはできないということです。

たとえば、すでに購入を決めている経営者の友人が、念のため、オウンドメディアを読んで、そこのフォームから便宜上申し込みをしたにすぎないケースなども、オウンドメディアの成果にカウントされます。

逆に、営業マンが契約を獲得したような場合でも、もしかしたら、オウンドメディアの存在が、契約を決定する理由だったかもしれません。

8.外注先・パートナー数

頼れる外注先のライターさんやデザイナーさん、インタビュアーさんが何人になったか、というのも重要な指標です。優秀な外部クリエイターのみなさんの信頼をがっちり勝ち得ることは、良質なコンテンツを生み出していく源になります。

記事を納品してもらったら終わりではなくて、成果などもフィードバックすれば、より熱心に依頼に取り組んでくれるでしょう。

9.ほめてくれる人数

だれに褒められたか、どれくらいの人数に、どう褒められたか、という、ともするとファジーに受け取られる指標ですが、ちょっとした感想でも、プラスに受け止めて、やる気や工夫につなげていく発想は大切です。

結局は人間が運営するのがオウンドメディア

オウンドメディアの目標設定法・9つの効果測定指標(KGI、KPI)

オウンドメディアは人間が運営しますので、アクセス分析のアプリケーションなどを使って、数字の処理などはプログラムに任せ、その数字を見て、どうするか、などの判断を人間がする方がいいですね。

ただ、どうするか、などもプログラムがやってくれる時代にもなりつつあります。

プログラムではなく、人間が得意なことは、ユーザーのことを想像して、慮ること。そして、それを思いやりのあるコンテンツとして、記事に仕上げていくこと。こういうことだと思います。

なぜなら、運営者も、ユーザーと同じ、人間なのですから。

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