第2回オウンドメディア認知度調査結果

「オウンドメディア」とは何か知っていますか?

第2回オウンドメディア認知度調査について

前回の「第1回オウンドメディア認知度調査」を実施してから2か月が経過しましたので、今回も一般の人に「オウンドメディア」というものがどれくらい認知されているか、調査してみました。

たった2か月ですのでオウンドメディアの認知度はほとんど変わっていないだろうという予想をしておりましたが、結果は以下の通りとなりました。

「第2回オウンドメディア認知度調査」結果発表

調査名:「第2回オウンドメディア認知度調査」
調査方法:インターネット調査サービス会社のアンケートサービスを利用
調査対象・人数:一般男女 2,074名
調査対象エリア:全国

設問1.「オウンドメディア」とは何か知っていますか?

 「よく知っている」 … 6%(130名)
 「聞いたことはあるが詳しくはわからない」 … 11%(222名)
 「聞いたこともない」 … 83%(1,722名)

「オウンドメディア」とは何か知っていますか?

設問2.オウンドメディアやブログのネタに困ったことはありますか?

 「ある」 … 11%(238名)
 「ない」 … 89%(1,836名)

オウンドメディアやブログのネタに困ったことはありますか?

プレスリリース「オウンドメディア認知度調査」第2回アンケート結果(2017年9月19日)

オウンドメディアとは何か「よく知っている」と回答した人が前回の4%から6%に増えています。そして「聞いたこともない」と回答した人が前回の89%から83%に減っています。

これくらいのレベルだと調査の誤差の範囲と考えてもいいかもしれませんが、認知度は上がりつつあることは間違いないと思われます。

より多くの関連書籍が書店のビジネス書コーナーに並んだり、ネットニュースでも「あの有名企業がオウンドメディアを開始」といったような記事を見かけるようになってきましたので、一般の人の目にも触れる確率が上がってきた結果だと思えます。

ちなみに、オウンドメディアやブログのネタに困ったことがある人が11%に増えています。この設問を同時に設けているのは、設問1の結果の信頼性を考えるためです。

オウンドメディアの認知度向上を目指すべきか

経営者さんと出会ったときに「何をやっているんですか?」と聞かれて「オウンドメディアを作っています」と答えると「え?」という顔をされます。多くの経営者はオウンドメディアのことを知らないからです。

Googleで「オウンドメディア」と検索すると、オウンドメディアとは何かを説明したり、例を示すサイトが上位を独占するのは、「オウンドメディアという言葉で検索する人はオウンドメディアとは何かを知りたい人が多い」という判断をRank Brain(検索者の意図、目的を把握するためのGoogleの人工知能)がしていることを示しています。

そこからも、まだまだ認知度が低く、オウンドメディアという言葉を聞いたことがあっても理解度は低いという人も多いことが想像されます。

単にオウンドメディア自体が無価値だからということではありません。オウンドメディアという言葉を知らなくても、ブログ(じつはサイト内ブログもオウンドメディアと言える)をやっていたりします。

ただし、そこに用語が存在しないと概念が定まりにくく、ノウハウが体系的に整理されていきづらくなります。ですから、ある意味「あなたがやっているのはオウンドメディアと言うんですよ」とだれかに教えてもらうことは、多くの情報への接点を知ることになります。

このように考えてみると、オウンドメディアという言葉の認知度が向上すれば、活用して集客成果を出すなど、ユーザ側にもそれなりのメリットがあるはずです。

オウンドメディアの認知度が上がらない理由

では、なぜ、いまいち認知度が上がらないのでしょうか。

私は、認知度を上げる必要を感じているプレイヤーが市場にいないと考えることが自然だと思います。

オウンドメディア業界、ひいてはコンテンツメディア業界には、まだ確たるリーダーが不在です。

通常、マーケットリーダーが存在すると、オウンドメディアの認知度が上がれば上がるほど自社の売上げも上がる、という状況が作れます。ですから、お金をかけたプロモーションを積極的に打つことが出来ます。

ブランドや言葉の認知度向上には、いくつかのテクニカルな要素がありますので、コストをかけて意図的にそれらを仕込んで実行していくと認知度は確実に向上していきます。

ですが、だれもそれをしない。それは、「これ以上オウンドメディアを受注しても、コンテンツ制作は労働集約型の事業なので、品質の維持が難しい」という実態があるからと思われます。

オウンドメディア制作会社の人と話をするたびに「記事の制作など、コンテンツ制作がまともにできる人が少ない」という話題になります。受注しても、納品が難しいのです。そのため、品質の低い記事を納品して信頼を失っている企業も少なくないでしょう。実際に、クライアント企業の方からはそのような話を聞くことが多いです。

オウンドメディア向けのCMSなどを提供している企業も、それを使いこなせるユーザー教育が不足していると思います。そのため、CMSを導入しても成果につながりません。

逆に、なんらかのイノベーションを起こして、いくらでも受注していい、という状況を作ることが出来た企業は、今以上に積極的にオウンドメディアの認知度を上げていく活動を進めていくことになるでしょう。

一言で言うと需給バランスの問題です。そのため、条件がそろえば、まだまだオウンドメディア業界、コンテンツ制作業界には参入余地が豊富にあります。

今後のオウンドメディア制作業界の市場規模はどうなるか

今後のオウンドメディア制作業界の市場規模は、従来の中小のWEBサイト制作業者やSEO対策業者の売上げを吸い上げる形で拡大していくと思われます。

また、「オウンドメディアがなくて困る状況」が特定のキーワードで生まれていきます。ライバル他社がオウンドメディアに本格的に取り組んでSEOで上位を占めるようになった場合など、です。しかも、これは日本全国、あらゆる地域ビジネスの存在するところで発生する状況です。ですから、このことも結果としてオウンドメディアの必要性を高めます。

当社が企画の自動化などを進めるのも、質が高い気の利いたコンテンツをより多く制作できる体制を作る努力をしているのも、今後の市場規模の安定的拡大を予想しているからです。

参考ページ

お問合せください

SNSでフォローする